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マコト日記

カテゴリ:サンティアゴ・デ・クーバ( 168 )

現地時間で3/19(水)、音楽祭が始まり少し慌ただしくなってきました。

朝8時、迎えの車に乗って僕はサンティアゴにある墓地へ向かいます。

というのも、この音楽祭はキューバで最も長く続いていて、いにしえの音楽家に捧げられるセレモニーを大事にしているのです。

墓地は、日本だと桜の季節の晴れた午後を思い浮かべて頂くとよいかと思いますが、とにかく明るくて開放感に溢れています。
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ミゲル・マタモロス、ニコ・サキート、コンパイ・セグンドほか近・現代キューバ音楽史を代表する作曲家達が眠る場所で、それぞれにちなんだエピソードと共に生演奏の音楽が捧げられます。

日本では知られていませんが、この音楽祭の名前にもなって讃えられている「ペペ・サンチェス/Pepe Sanchez」という作曲家は、キューバ初の‘ボレロ’を作曲された、と音楽史に残されています。

ペペ・サンチェスさんはサンティアゴ・デ・クーバご出身。今日(こんにち)その功績を知る若い演奏家も少なくなっているようですが、ペペさんのお孫さん・パディージャ氏が70歳を越えてなお元気に音楽史を語り継ぐ役目を負って日々国内外でご活躍です。

なかなか伺えない貴重なお話を作曲家の肉親の方から教えて頂ける貴重な機会でした。

 
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写真の中央で話されているのが、パディージャ氏。

現役演奏家を引退されても尚キューバ音楽の歴史をご自身の経験踏まえて語り継ぐ熱心さに、頭が下がります。

晴れ渡るカリブの青空の下、一流の音楽家達が偉人達に自分の演奏を捧げる時間は荘厳で、この音楽祭に参加できる名誉と幸運に感謝するひと時になりました。

音楽祭の時期ということもあり、取材陣も入っています。
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今回、僕はキューバ国内シエンフエゴス州から遠征しているデュオ、アシ・ソンと一緒にコンパイ・セグンドのお墓へ向けて演奏させて頂きました。
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この時の写真をキューバへ置き忘れてしまったので、これは二年前の写真。
ハリケーン・サンディに負けることなく、この墓石は無事でした。

日本人ではもちろん、キューバ人でもお墓参りはできてもその前で演奏できることはなかなかできません。

本当に名誉な機会をいとも簡単に作って下さるのがこのフェスティバルのすごいところです。

長い文章におつき合いいただいて本当に有難うございます。

さて、実際の演奏には昼間から参加しました。

ギターリストmuchoさんは20日に到着予定なので、僕はソロ・ボーカリストとして現地のグループに呼んで頂いています。

一つ目は、ロス・グアンチェス。彼らのバンドとしてのキャリアは長く、一流の演奏家の集まりでカリブ海はじめ様々なラテンのリズムを難なくこなすスーパーグループ。編成が7人で非常にアコースティックな音色も魅力です。

僕のCDを現地録音するにあたり一緒にレコーディングして頂いているので、尊敬と共に親しみがあります。

久しぶりの再会を喜び合いましたが、なんと去年フジロックフェスティバルに再日していて、僕にメールをくれたのだとか。

何が原因かメールは届いておらず、全く知らずに残念でなりませんでした。

とにかく、昨日は思い切り共演させてもらいました。

サンティアゴ・デ・クーバは日本からはなかなか来られる方も少ない土地ですが、今年ツアー以外に何十人もお客様がいらっしゃるようで、北は北海道から南は九州まで幅広いエリアから観光も兼ねて地球の裏側まで旅をしていらした方々とお会いできて感激しています。

僕がご縁あって演奏に伺う東京・祐天寺にある「エフ・ジェイズ」で昨年、深町純さんのイベントを主催されたフランス人ジャーナリスト・ドラさんがサンティアゴの音楽ファンで今回フランスからいらしています。

もともとキューバ音楽をきっかけでなく出会い、サンティアゴ・デ・クーバに共通の友人がいると知り驚きました。

キューバ音楽のドキュメンタリーを作るイギリス人音楽ジャーナリスト・シンシアさんは活動拠点のメキシコから訪玖中。こちらも再会を喜び、引き続きドキュメンタリーに入れて頂いています。
昨年までの分は、20日の今日、サンティアゴでのみ公開上映されるとのこと。

ご縁というのは、予期せぬところに溢れているものだとつくづく感じます。

余談になりますが、僕が初めてキューバで演奏家としてステージに上ったのは1997年のハバナでした。マチキータ・イ・ス・ソンという日本のユニットがキューバを訪問した際にメンバーとして参加させて頂いたのですが、その際共演した現地のバンドがホーベネス・クラシコ・デル・ソン。

その初期のメンバーでパーカッショニストのセルヒオ・マルシアーノ氏は、サンティアゴ出身ながらイギリスに住んでいて、もう会うことすら期待せずにfacebookで連絡をとったらたまたまこの音楽祭中に帰省すると返信がありました。18年ぶりの再会です。

夜は、ファミリア・バレラ・ミランダと一緒させて頂きます。このグループは、親子数代に渡りキューバ音楽の歴史を守り続ける一家が中心メンバーで、フランスを中心のヨーロッパでも根強いファンがいるほか昨年はアメリカ合衆国ツアーも成功させました。

現地の演奏家が彼らを敬い会場に詰めかける伝説のグループで、音楽祭とはいえ彼らと演奏できる至福の時を過ごし初日を無事終えることができました。

2日目はツアーの皆さんがサンティアゴ入りしますので、これから空港へ行ってきます。

その後、ドキュメンタリーの上映会へ行ってから午後再びファミリア・バレラ・ミランダと共演します。

by chekere | 2014-03-21 08:55 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

日本時間の月曜日、サンティアゴ・デ・クーバへ移動しました。
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キューバの国内線で約一時間のフライト。
フライトを待つゲートで日本からの方ともお会いする一方で、イギリスの音楽ジャーナリストとも再会するなど賑やかな旅になりました。

スペインの入植当時首都だった東部地方の中心地は、音楽の都として今でも音楽家の宝庫。ビートルズのポール・マッカートニー氏も訪れた古の都で、今週水曜日から国際音楽が始まります。

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一夜明けて火曜日、ハバナからアポイントの電話をしておいた音楽一家の家へリハーサルに訪れました。

ファミリア・バレラ・ミランダ。
‘バレラ・ミランダ一家’というバンド名は、このご家族が数世紀何代にも渡って音楽に生きる様子を表わしています。

お父様がバンドリーダーで、息子さん三人はベーシスト、パーカッショニスト、そして弦楽器奏者。奥様はマラカス奏者です。

息子さん二人は現在海外にいらっしゃいますが、うち一人はこのフェスティバルに合わせて帰国中でリハーサルで会う事ができました。

ベーシストの息子さんがいらっしゃらないので、代わりに素晴らしいベーシストが加入しています。

弦楽器奏者の息子さんが海外にいらっしゃる間、他にまた素晴らしい弦楽器奏者が加入していました。

音楽の都は、本当に人材が豊富だと実感します。

お蔭様でフェスティバル初日は彼らと共演させて頂くことになりました。

ニューアルバムやDVDもリリースして海外メディアでかなり話題の彼ら、ライブ演奏は必聴です。

演奏は、日本時間でいう木曜日午前11時、殿堂と言われるカサ・デ・ラ・トローバの二階スペース「サロン・デ・ロス・グランデス(偉人達の間)」です。

写真を更新するのが遅れていますが、少しずつ加えていくのでまた是非アクセスお待ちしています。

今日も、佳い一日を。
by chekere | 2014-03-19 07:27 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

美味しいキューバの家庭料理を出す、サンティアゴのレストラン。

カーサ・ミカエラ。

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昔ながらの炭火で調理していて、ふと思い出し食べたくなる、地球の裏側でホッとする美味しさです。

ある日、隣り合わせたのはグラミーを三度とられたあの方でした。

今日も、佳い一日を。
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カーサ・ミカエラ/Casa Micaela

San Felix 456,Santiago de Cuba,Cuba
by chekere | 2013-12-23 11:08 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

寒い時こそしっかり食べる。
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そして、歌い踊る。

キューバの食べ物にはいつも元気をもらいます。
お母さんが家族に作る食事。
野菜も、果物も、美味しい!

写真を食べるわけにはいきませんが。

今日も、佳い一日を。

by chekere | 2013-12-10 07:25 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

blog:旅の空

当たり前ながら、旅をする度に見上げる空はどこへでも繋がっているのだと思い至ります。

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来春再び演奏に伺うキューバの東部地方、サンティアゴ・デ・クーバの街角を一枚。

首都のハバナより確実に2〜3度高い気温と、海から吹くカリブの潮風の匂いを思い出します。



~ お知らせ ~
キューバ現地で開催!革命後最も歴史あるトローバ国際音楽祭を観賞できるキューバ・ツアー2014年も企画頂きました。

一生に一度の旅へ、詳細は
http://chekere.exblog.jp/i86/
お問合せは気軽に 電話 03-5148-1731 東日観光;担当・奥野豊男さんまで。

by chekere | 2013-12-05 22:54 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

今日も、この拙いブログへアクセス有難うございます。

キューバの音楽でサルサのルーツになったソンやトローバを歌って活動しています。

毎年春にキューバの国際音楽祭へ呼んで頂いて演奏するのを楽しみにしているのですが、
来春も開催日程が決まった、と現地の音楽事務所から連絡がありました。

来年は、2014年3月18日(火)〜3月23日(日)の6日間。
blog;2014年、キューバへ〜国際音楽祭日程が届きました。〜_a0103940_16595635.jpg

音楽祭の期間中は、街中でこんな素敵な風景と音楽のコラボレーションを堪能できます。

僕はギターリストのmucho(ムーチョ)さんと活動するデュオ、
ドス・ソネス・デ・コラソネス(Dos Sones de Corazones)で参加予定です。

大変有難いことに、10年越えて毎年参加していると、様々な場所で話を聞いてもらえるようになります。

キューバ大使館が後援下さる。お酒の会社「ハバナクラブ」が協力下さる。
そして何より、全国でお客様が耳を傾け興味を持って下さる。

「キューバって、そんなにいいんですか?」という素朴な疑問に、
「最高ですよ!」と即答しています。

テレビや雑誌の報道と違う事言っていないかな?と思う方がいてもごもっとも。
何がいいかは、お会いした際にいろいろお伝えできると思います。
演奏会場で是非お話しましょう。

来春も現地へ行ける音楽三昧ツアーが出ます。
只今、調整中。

詳細出るまで待てない!という方は、相談に乗ってくれる旅行代理店を紹介差し上げます。

tel 03-5148-1731
e-mail okuno_tomio@tonichi.co.jp
東日観光/担当・奥野豊男さん
平日10時〜19時頃まで、彼がオフィスにいる時に対応可能です。

ラテンボーカルMakotoのブログを見た、と一言添えてお問合せ下さい。

旅行代理店にメールアドレスほかご連絡先を残しておいて頂くと、そちら宛てに後日お知らせあるいはツアーの募集要項が届くと思います。

行き違いないよう、このブログも是非チェック下さい。
詳細分かり次第、お知らせ掲載します。

音楽の生まれ故郷で聞くキューバ音楽も、またひと味違った人生の思い出になると確信します。
by chekere | 2013-09-14 17:01 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

滞っていた3月のキューバ公演の話を少し。

今回の内容は、日を追えばフェスティバル四日目。

キューバ第二の文化都市、サンティアゴ・デ・クーバにあるサラ・ドローレスという会場でブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのボーカリスト&ギターリスト、エリアデス・オチョアさんのグループに特別ゲストとして呼んで頂いたところでした。

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先の日記にも書きましたが、彼は昨年もソロ・アルバムでグラミー賞を受賞されたばかり。

サンティアゴ・デ・クーバにいらっしゃる時間はほとんどなく、今回はドキュメンタリー映画製作中のため、撮影でサンティアゴに戻っていらしたのでした。

僕達にとって共演は、2001年からのお付き合いで本当に意義深いこと。
ただただ感謝してステージに呼び込んで頂きました。

観客も一体になって、日本からツアーでお越し下さった皆さんも一緒になってその短いひとときを愉しみました。

音楽って素晴らしい。心の底から幸せを感じた一夜でした。

現地でもニュースで流して頂いたようで、大変光栄でした。

サンティアゴという街には、音楽がいつも溢れています。
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街角には、生音で良質な音楽に触れる機会が常に設けられているのです。

現地の状況を目の当たりにすれば、それがどれだけ大変なことか分かります。
同時に、フェスティバルのような複雑な運営を形にする一人一人のご尽力の素晴らしさ。
実行委員として携わる彼等の音楽にかける思いは、僕達を日々魅了して止みません。
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フェスティバルは、五日目へと進みます。
by chekere | 2013-05-18 16:27 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

ロン・サンティアゴ2013

キューバ第二の文化都市・サンティアゴ・デ・クーバのラム酒。

その名も、ロン・サンティアゴ。

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ボトルのデザインがそれぞれお洒落で、大好きです。

ただ、僕は一滴も飲めないので、ボトルを眺めるのが、大好きです。

この3月、サンティアゴ・デ・クーバのあるバーにて。
by chekere | 2013-05-06 21:41 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)



ひとつ前の日記でも書きましたが、昨年、ミュージシャンKTa☆brasil(ケイタブラジル)さんに取材頂いた月刊LATINA誌での記事。

彼の担当する素晴らしい連載「Pioneira!」というコーナーで、光栄にも僕のキューバ音楽との出会いやその後の活動、キューバ現地への遠征のことなどを取材後ご紹介頂きました。

その内容で欠かせないのが3月のキューバでのトローバ国際音楽祭参加。

LATINAさんより協賛頂いた昨年2012年5月号、699号をキューバでゆかりのある方へ手渡してきました。
今回は、昨年グラミー賞を受賞されたばかりのエリアデス・オチョアさん。

雑誌ラティーナを現地へ届けました。《2》 Eliades Ochoaさん編_a0103940_533264.jpg


ただ今ドキュメンタリーを制作中のため、サンティアゴに戻っていらしていました。
超多忙の彼がスタジオで新譜録音中のところを尋ね、撮影と当ブログへの掲載許可頂きました。

余談ですが、エリアデスさんとスタジオでお会いした時に
‘マエストロ、グラミー賞受賞重ねておめでとうございます!’と伝えると、
‘ありがとう、じゃあマコト、今夜な。’とスタジオへ入っていかれました。

その夜、僕とmuchoさんは彼のコンサートへゲスト出演させて頂いたのでした。
フェスティバル通信も、引き続き更新しますので是非アクセス下さい。

それにしても、コンサート直前まで新譜スタジオ録音し、のちホールで2時間近いコンサートを仕切り歌いきる67歳現役ボーカリスト&ギターリストのタフなお仕事ぶりを心から尊敬します。

Special thanks to
LATINA.co.ltd → http://www.latina.co.jp/

KTa☆brasil → http://ktabrasil.exblog.jp/
by chekere | 2013-04-05 05:59 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(2)

昨年、ミュージシャンKTa☆brasil(ケイタブラジル)さんに取材頂いた月刊LATINA誌での記事。

彼の連載「Pioneira!」というコーナーで、光栄にも僕のキューバ音楽との出会いやその後の活動、キューバ現地への遠征のことなどを取材後ご紹介頂いたのですが、

今回参加した13度目のフェスティバル会場で、実行委員会の中心人物、ネリィさんへ手渡しました。

隣はそのご主人。
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現地と、日本とをつなぐ確かな証になれば幸いです。

KTaさん、入魂の執筆・デザイン・構成有難うございました。
ラティーナさん、温かい協賛有難うございました。
by chekere | 2013-04-03 16:35 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(2)