梅雨も後半にさしかかりつつある東京です。佳い1日をお過ごし下さい。
今日はいつも以上にたわいもないつぶやきを書き留めます。
学生時代、一般教養の先生に勧められて万葉集を書写した事があります。
そんな名残が断捨離していてダンボールの中から出てきました。
当時大学の単位とは一切関係ないことでしたが、体育会に入ろうとして挫折してラテンやアカペラのサークルに入ってはみたもののいまひとつ自分の未来を描けないまま悶々としていた自分にはちょうどよい瞑想(メディテーション)のような作業になりました。
当時毛筆など持ち歩けないし、最も簡単な万年筆でルーズリーフに書くという方法でしたが、1日必ず5首ずつ原文と訳を書き写すと決めたら思った以上に修行のようになりました。
それにしても、よくこんなに時間があったものです。
悩むという暇やこうした贅沢をさせてもらった両親に改めて感謝の念を抱きます。
そういえば、四年かけて約4500首を一度書き終えると、もう一度頭から書いたのでした。
習字は昔から苦手だったのですが、書写のおかげで字は少しだけうまくなっていった気がします。
そうした影響か、卒業してすぐ渡航した留学先のキューバでも一年間本当によく日記を書いたものでした。
当時は、スペイン語の日記と日本語の日記と両方つけていました。
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