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マコト日記

キューバ音楽を歌い旅するラテンボーカルの徒然ブログ


by Makoto

フェスティバル通信2019 vol.3

テレビ番組への生出演を無事終えた3/21(木)夜、その日が実は音楽祭最終日にあたり、閉会コンサートが町の中心にあるセスペデス公園特設野外ステージで行われました。
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写真はうまく載らないので昨年のイメージを。後日今年のものを掲載予定です。

僕は今年唯一そこでの出演を組んでもらっていたのです。

ゲストボーカルとして現地のグループと共演すべく、プロデューサーの力を借りつつそれだけに甘えないよう自分で少しずつ事前にやり取りしていました。

閉会コンサートはデュオに始まり最後は比較的大人数のセプテートまで様々な出演者で構成される音楽のみの構成で、僕は最後のセプテートナボリというグループと共演させてもらうことになっていました。

リーダー・アレハンドロ氏含めてメンバーは全員イタリア在住、今回は一時帰国のタイミングでの出演です。

僕は彼らと2003年にレコーディングしている関係でうまくコミュニケーションを図れたと思っていました。

この音楽祭の良いところは、閉じられた会場だけでなく解放された空間に特設ステージを作り無料で市民に楽しんでもらえるコンサートを作る点にもあります。

夕方リハーサルをしに会場に向かうと、海外組ゆえ実行委員会側とうまく話ができておらず演奏する楽器の無い事が直前に分かって実行委員会側があたふたしていました。

時間通りにサウンドチェックをできるか微妙なタイミングで楽器が運ばれてきて、ようやく音出しできるとなって早々にリーダーアレハンドロ氏のギターのボリュームが一向に上がりません。

同時に、事前にメールで送ってあった以前のレコーディング音源資料はキューバ帰国後現地のネット環境が劣悪で前日まで聴けず、楽器もなくメンバーでリハーサルできないので彼らのレパートリーに僕が入り即興で歌って欲しい、という事になりました。

それはとても無茶な提案に聞こえますが、僕の仕事がそもそもスペイン語で即興で歌う事なので是非やろう、という流れになり何とかリハーサルも終えました。

あとは本番です。

カリブの夕暮れが少しずつ濃くなっていきました。

(つづく)

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by chekere | 2019-03-25 21:57 | 演奏予定 | Trackback | Comments(0)