今年の3月、キューバへ旅した時の事。
1959年に始まったキューバ革命を小学生へ伝える課外授業を目にしました。
普段は地域の小学校舎で学ぶ小学生達が、日替わりで史跡の建物を訪れてこのように歴史を学ぶとのこと。
この子達がいるのは、革命の火ぶたを切って落とされたと言われるモンカダ兵舎という場所です。
キューバ島の東部地方、サンティアゴ・デ・クーバ市内にある観光スポットで、今でも壁に銃痕を残した博物館内には当時の軍服や銃そのものを展示してあるいわば「戦争博物館」。
目的は、生徒達が今平和に学べるのは、彼等のおじいさんやひいおじいさん達が命懸けで闘った尊い犠牲のお蔭なのだ、という事を伝える事のようです。
僕がツアーの参加者皆さんと教室を見学すると、人懐こいまん丸の瞳が好奇心で輝いていました。
これはちょうどお昼ご飯の時間ですね。
お昼を食べる前に、みんなの夢を質問させてもらいました。
お医者、弁護士、看護婦、野球選手、様々な夢が挙げられました。
努力すればきっと叶うから、頑張ってね。
そう伝えた僕たちが彼等から元気と勇気をもらって感動し、一層頑張らないと、と胸に思ったのでした。