早起きは三文の徳。
せっかく春の京都にいるので、朝のわずかな時間散歩に出かけました。
キューバから帰国した時差ボケのお蔭で朝6時に目が覚めるのです。
大通りに面したカフェのガラス越しに桜の枝が見えました。

回ってみると、六角堂だったので境内へ入りお参りがてら桜を楽しみました。
聖徳太子創建というお寺の境内、桜は3分咲きでこれから見頃を迎える様子。
掃き清められた敷地内は、伽藍のたたずまいと共に清々しい気持ちになります。
ふと、桜の枝の向こうにいくつか飛行機雲の伸びるのを目にしました。
早起きをして見上げる空は、旅先ということもあるのでしょうが澄んでいて綺麗でした。
捧げた線香の煙に家族と友人知人の無病息災を願います。
決して神頼みではなく、日々最善を尽くし吉報を待つ心持ちで。
僅かですがもう少しだけ桜を載せます。
如意輪観音様とお地蔵様の、眺める花として。
どうぞ、佳い桜の季節をお過ごし下さい。