先週の木曜日、音楽祭2日目には例年と少しだけ違うステージになりました。
ツアーの皆さんと観光を少し一緒させて頂いたあと、夜にムーチョさんと今年現地初ステージを踏んだのはカサ・デ・ラス・トラディシオネス。
パステルカラーのペイントがまぶしい、でもトラディシオン=古き良き雰囲気を醸し出している店内に惹かれる方も多いガイドブックにも載る観光スポットです。
地元が誇るファミリア・バレラ・ミランダが定期的に出演する場所へ伺ったのです。
実は、音楽祭のステージには入っていない会場でした。
でも、滅多にない機会ですのでツアー参加者皆様にも、個人で旅をされている方にも案内差し上げて見に来て頂きました。
宿から少し離れた場所に足を運んで頂き、ただただ感謝申し上げます。
結果的に生演奏でしたが、非常に得難い時間を過ごす事が出来ました。
昼間音楽祭実行委員会にも許可を得てありましたし、何よりローマ法皇の前でも演奏された国を代表するソン・ユニットと共演させて頂き光栄でした。
今回だけ、サンティアゴを代表するソンの作曲家でレキント奏者のアレハンドロ・アルメナーレス氏もメンバーとして参加していた特別ステージは本当に贅沢。
ハバナに長期滞在中の写真家・板垣真理子さんも音楽祭に合わせていらしていて、旧知の演奏家と意気投合され飛び入りしました。
日本からも演奏家が何人も見に来ていて、僕達のデュオ・ステージにパーカッションの藤橋万記さんを呼び入れ共演もらいました。
音楽祭はそれぞれの会場で盛り上がり、中盤へとさしかかります。
(続く)