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マコト日記

キューバ音楽を歌い旅するラテンボーカル徒然日記


by Makoto

blog;フェスティバル通信2015(2)〜サンティアゴ・デ・クーバより〜(写真を掲載しました。)

更新が遅くなりました、日本では月曜日ですね。

どうぞ、佳い一週間を。

キューバで国際音楽祭に参加していることは先週からお伝えしていますが、2日目のことをまだお伝えできていませんでした。

2日目は、野外ステージに出演の可能性がありましたが、結果的に現地のリハーサルが遅れに遅れほとんどどなたもリハに現れず、僕の出演こそありませんでした。が、お蔭様で素晴らしい演奏家のステージを心おきなく楽しみ得るもの多い実り多い時間でした。

トローバという演奏スタイルは、日本で何かに喩えるのが難しいのですが、強いて申上げればフォークソング。

ヌエバ・トローバというスタイルもあり、これも誤解を恐れずに申上げればフォークソングとジャズやJ-POPほか様々な音楽要素の混じったものと言えます。

会場は、サンティアゴの港を見渡せる丘、ティボリ地区のクランデスティーナ博物館前の道路に設置された野外ステージ。

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灯りの少ない場所での写メールで、映りが悪くて見辛い点お詫び申し上げます。

ここに、地元を代表するアカペラ・コーラス・グループ;コロ・マドリガリスタ、同じく同市を代表するトローバ奏者シオマラ・ビダル嬢、10代の若者が集まったユニット;ソン・パラ・ティ、サンティアゴを代表するシンガーソングライター;ホセ・アキーレス氏、ハバナからシンガーソングライター:マルタ・カンポスさん、ペペ・オルダス氏、ニューエイジのキューバ音楽を担うシンガーソングライター;ウィリアム・ヴィバンコ氏、ラウル・トーレス氏。最後を締めるのはギターラス・イ・トロバドーレスというセプテート編成のソン・ユニットでした。
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ステージは博物館のエントランス、階段部分も利用され、道路上に設けられたメインステージと各ユニット毎に分かれて演出されていました。

決して音響機材も人材も予算も整っている訳ではない現地で、いろいろな困難を乗り越えながら作り上げられるステージは奇跡的な瞬間の連続です。

数千人のホール・コンサートをいっぱいにしてしまうビッグ・ネームのアーティストのステージを、フェスティバルという名目で身近に感じられるのは至福の時。

港へ目を遣ると沢山の人家の灯りがゆらいで見えます。
見上げると、夜空にはいっぱいの星が瞬いていました。

成り行きで尊敬するホセ・アキーレス氏のステージへ飛び入りもさせて頂き、幸せな気持ちで会場を後にしました。

街中で続く音楽の宴は、三日目へと続きます。
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by chekere | 2015-03-23 05:32 | フェスティバル通信2015 | Trackback | Comments(0)