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マコト日記

キューバ音楽を歌い旅するラテンボーカル徒然日記


by Makoto

blog;革命後キューバで最も旧い音楽祭、始まりました。(写真を載せました!)

トローバ国際音楽祭が水曜日から始まりました。

会場は、キューバ東部地方の中心都市、サンティアゴ・デ・クーバ市の街中(まちじゅう)にある演奏会場です。



ちょうど市の建設500周年に重なり、これまで出演していたキューバ音楽の殿堂「カサ・デ・ラ・トローバ」は、その建物の大半が改修中です。
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初日、街の中央に位置するセスペデス公園は野外特設ステージが設けられ、首都のハバナからもアーティストが見えて演奏していました。

ウィリアム・ビバンコ、マルタ・カンポス、そしてペペ・オルダス。ヌエバ・トローバや新しい時代のキューバを代表するシンガーソングライターが集まる、音楽家にとってもとても刺激的なお祭りです。

「トローバ」というのは、「マンボ」「チャチャチャ」といったキューバ音楽のジャンルのひとつ、と考えて頂ければ間違いないと思います。

日本だと、分かり易いところでフォークソング。ただ、その域に収まらない斬新なスタイルの音楽を追い求めるアーティストが常に交流を続けるジャンルとして、非常に魅力があります。

僕は今回、日本人ギターリストmucho(ムーチョ;ニックネームです!)さんとデュオで参加します。

元々首都だったサンティアゴは、古くから音楽家が集い活躍した音楽の都として知られています。
ビートルズのポール・マッカートニー氏も訪れてニュースになったこともあります。

常に演奏家が真剣に音楽へ臨み、聴き手も本気になって楽しみよりよい音楽がライブの現場から
どんどん発展していった素晴らしい時代を垣間みることのできる素晴らしい時間と空間が広がります。

開会コンサートでは、最後にグラミー・ノミネートもされてヨーロッパをはじめ海外でも大人気のユニット、セプテート・サンティアゲーロの演奏で会場が一体感を増し、盛り上がって終わりました。

野外ということもあり、開放感に溢れ、皆さん思い思いに満ち足りた顔で帰っていかれましたが、音楽祭期間中は、様々な会場でひっきりなしにライブ演奏でトローバやソンを楽しめるので眠っている時間がない、という嬉しい悲鳴をいらした皆さんからよく伺います。

2日目の今日、日本時間ではもう日付が変わってしまいましたが、木曜日朝にはギターリストmuchoさんと音楽祭をご覧になるツアーの皆さんが日本から到着しました。

早ければ夕方から演奏に入ります。

僕は、会場で打合せの為そろそろ移動します。

それでは、また。
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by chekere | 2015-03-20 00:56 | フェスティバル通信2015 | Trackback | Comments(0)