blog;真夜中の‘至福’ジャズ・セッション~Toku's Lounge at 六本木Electrik Jinja~
2013年 07月 26日
僕に関するお知らせ等は一切ありません。
気軽に読んで頂けたら嬉しいし、忙しい方はどうか読み飛ばして下さい。
ジャズが好きで、その御蔭で素敵な出会いが日々沢山あって感謝しています。
ボーカルの入ったものも大好きだし、インストロメンタルもつい聴き入ってしまいます。
ビッグバンドのジャズも好きで、
例えばバンガード・ジャズ・オーケストラを前回ビルボード東京に聴きにいき感動しました。
昨晩木曜日も東京公演が行われていたけれど、見に行かれた方多いのではないでしょうか。
一方、日本人の素晴らしいジャズについても興味があって、身体が空けば真夜中のイベントに好んで遊びに行くことがあります。
西麻布にアムリタというバーがあって、残念ながら今はもう閉じてしまったのですが、
そこで行われていたジャズ・ボーカル&フリューゲル・ホーン奏者TOKUさんのイベント。
「TOKU's Lounge」といって、素晴らしい音楽と人との出会いの場でした。
アムリタの元店長Kenjiさんが六本木に開けたElectrik Jinja(エレクトリックじんじゃ)というお店に引き継がれて今も行われています。
最近タイミングが合わなくてなかなか行けなかったけれど、
先月ようやく行くことが出来ました。
相変わらず凄い熱気で、終電終わる頃になって演奏家が自分達の演奏終えて楽しみに集まってきます。
皆さんTOKUさんの人柄に惹かれてという様子。それも頷けます。
ホスト・バンドはTOKUさんのトリオやカルテットだけれど、そこに飛び入りでどんどん演奏家が入っていく。
6月も豪華で、秋田慎治さん(Rhodes)清水秋好さん(b)柴田亮さん(ds)のカルテットでした。
その日は、最近日本でデビューしたばかりのブラジル出身の歌姫、Keissy Costaさんが来てデュエットしていました。
鍵盤はRhodesなんだけれど、弾く人によって音色が全く変わる。
その夜、僕はTOKUさんから秋田慎治さんを紹介されました。
彼の名はジャズの範疇を越えてご存知の方が多いと思うので説明は控えますが、
一緒に演奏させてもらえて本当に幸せでした。
Keissyさんは、ネイティブの感覚で僕のスペイン語を聴いてその場でハモってくれる。
TOKUさんや慎治さんは即興でソロを弾き、いつの間にかラテン・ジャズを共演していることになる。
亮さんのドラムにはブラックとラテンのビートがたっぷり。
慎治さん、初対面にも関わらず嫌な顔ひとつせず一緒して下さって有難うございました。

その時カウンターで呑んでいた大好きなべーシスト・後藤克臣君もTOKUさんにラテンだからと引っ張り出されて一緒に演奏してくれました。
当日、TOKUさんのニューアルバム「DREAM A DREAM」発売当日ということもあって、CDも展示即売。
その場で購入できました。
もちろんサイン入り。最近、NHKみんなのうたでかかっている曲、聞いた事ありませんか。

タイトルは「君へのファンファーレ」。
TOKUさんの曲、中西圭三さんの作詞、そしてSALTさんのアレンジ。
素敵ですよ。
アルバムを通して伝わる人への愛。
製作陣が素晴らしければ、関わる演奏家・作詞家・作曲家そしてアレンジャーも愛ある方ばかりです。
通常の演奏会場でももちろんですが、是非夜更かししてでもJinjaでTOKUさんの音を聴いてみて下さい。
もし僕もいる日なら、是非遠慮なくお声がけ頂けたら嬉しいです。
次回は、まだ決まっていないようです。
場所の情報だけお知らせ迄。
Bar「Electrik Jinja/エレクトリック神社」
tel: 03 3478 3363
106-0032 東京都港区六本木5-9-22 第二千陽ビルB1
営業時間 21時~翌朝5時
定休日 未定
お店のつぶやきはこちらで→ https://twitter.com/ElectrikJinja