blog;三本のフルート
2013年 05月 31日
ペドロ&カプリシャス・リーダー、ペドロ梅村さんのユニットへ参加させて頂きました。
彼の人柄を慕い集まるメンバーはいつもスペシャル。素敵な方ばかりです。
ピアノ・岡田玄さんとべーシスト・北原実さんはカプリシャス・レギュラー・メンバー。
ドラム・大野孝さんはビートの守護神のようにどんな曲でもバンドを温かく包んでくれます。
昨日は特にフルートの井上信平さんを迎えていつも以上に贅沢な音楽でした。
井上さんはスタジオでもセッションでもひっぱりだこ。
リハーサルの一音目でノックアウトされる圧倒的な説得力ある音色。
演奏していてプレーに愛情溢れる方だと改めて感激しました。
彼の脇にあったフルート・スタンドには、昨夜三本の笛がありました。
普通フルート奏者と共演すると一本が当たり前。
つい目が行ってしまいました。

灯りが足りないので輪郭があいまいな写真ですが、アルトと・フルートとバス・フルートという楽器だそうです。
写真にはありませんが、他に二つほど別の種類の笛をお持ちでした。
一曲一曲使う楽器を決めて臨む訳ではなく、リハーサルの時に聴こえてきた曲調と本番の曲順の中で適時判断して持ち替えていらっしゃる様子。本当に素晴らしい音色でした。
客席にはジャズ・ボーカルやラテン・ボーカルの大先輩方もみえていて、今まで道を作って下さっている感謝と尊敬の念を抱いて音を捧げます。
ペドロさんとのステージはいつも愉しく、非常に励みになります。
お蔭様で次回は秋に会場であるオール・オブ・ミー・クラブ主催のジャズ・クルージングというイベントへ同じメンバーで出演させて頂けそうです。
今回逃された方は、是非そちらでご覧下さい。
スタッフ皆さん、お世話になりました。