フェスティバル通信2013〜サンティアゴ・デ・クーバより・3〜(with the photos!)
2013年 03月 26日
フェスティバルはあっという間に日曜日終了しました。
あまりに時の経つのが早くて驚きます。
サンティアゴは被災地ということもあるのか、もしご存知ない方は‘サンディ’というハリケーンがカリブ海にあるキューバを昨秋直撃したことを調べてみて下さい、今迄以上にインターネットは不便ですが僅かに許されるタイミングを見つけて書いています。
現地で音楽祭三日目に当たる21日、日本からツアーの皆さんとmuchoさんが到着しました。
空港でお会いしましたが、皆さん地球の裏側にいらしている実感が出て来たようで大盛上りでした。
既に来年のツアーが催行される際に再度参加表明される方までいらっしゃいました。
毎回形にする迄に細かな打合せなど必要ですが、こういった感想を頂く度に報われます。
その日デュオでのステージはありませんでしたが、街を歩けば様々な演奏を目の当たりにしました。
サンティアゴ・デ・クーバという街には、その他にも日常に歌や音楽に織り込まれる素材が風物詩として溢れています。
空気が、人のざわめきがそのまま演奏と混じって何か大きなオーケストラのステージ上を自分が歩いているような気持ちにさえなります。
いろいろ飛び入りゲストとして誘われた演奏もありましたが、大事をとり、通りでは少しだけコミュニケーションを図るに留め、翌日のステージに備えます。
というのも、22日金曜日は、エリアデス・オチョア氏のグループに僕達デュオがゲスト出演するというプログラムが組まれていたからです。
数ある素晴らしい現地の演奏家は一切挟まず、エリアデスさんのグループと僕達だけ。
13年目にしてなかなか叶わない夢のような共演の機会を頂きました。
日本からも今迄にない位現地へ旅する方増えている年、これまで思い描くいろいろなことが少しずつですが繋がり始めて形になる手応えを感じています。
応援下さるひとつひとつの想いへの感謝と共に、確かに前へ進めます。