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マコト日記

キューバ音楽を歌い旅するラテンボーカル徒然日記


by Makoto

フェスティバル通信2013〜サンティアゴ・デ・クーバより・1〜 (日本語更新しました)

フェスティバルが3月19日、キューバはサンティアゴ・デ・クーバ市で始まりました。

3/19(火)は、ペペ・サンチェス氏の誕生日。彼は、トローバというジャンルのキューバ人作曲家として最も重要な一人です。

そして、フェスティバルはこのペペ・サンチェス氏に捧げられたものです。

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昨秋、サンティアゴ・デ・クーバはハリケーン・サンディの甚大な被害を受けました。
そのニュースはあまり日本では報じられることこそありませんでしたが、
友人づてに聞いてインターネットでその被害の凄まじい様子を見ると胸の塞がる想いでした。
現地の友人や街そのものを心配してなかなか落ち着くことはありませんでした。

今回は、被災地であるサンティアゴへ自分自身が赴くことも目的のひとつで、
彼らにとにかく自分でできることもしたくてキューバへ着いた翌日、3/18(月)現地入りしました。

サンティアゴへ向かう機内でも地元の方から聞いていましたが、
街はかなり修復されていました。

ただ実際に話を聞くと、天井を失うほど大変な被害を受けた人々の暮らしは未だに困ることが多い様です。

それにしても、現地の方々の笑顔にはとてつもない力強さを感じます。
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街を歩くと、いたるところで実行委員はじめスタッフがフェスティバルの準備をしているのを目にしました。

そして19日、フェスティバルは幕をあけました。

サルサのルーツになったソン、そして更にルーツ・ミュージックとされるトローバ。その歴史は長く、数世紀に渡り今日も世界中で沢山の方に愛されています。

個人としてはグラミー三度目の受賞をされたばかりの「エリアデス・オチョア」さん、グラミー・ノミネートされたサンティアゴが世界に誇るグループ「セプテート・サンティアゲーロ」、実行委員長であり自らも優れたトロバドール(トローバの歌い手)であるエドゥアルド・ソーサ氏、シンガーソングライターとしてキューバで飛ぶ鳥を落とす勢いのトニー・アビラ氏と彼のグループ(トニー氏はスエナ・クバーノというユニットで日本の被災地・東北まで公演に訪れています。)、ヌエバ・トローバというジャンルの巨匠ペペ・オルダス、そしてその他沢山の素晴らしい演奏家がフェスティバルに参加しています。

僕の拙い日記を通じて、一人でも多くの方が日本ではまだ知られていないこの素晴らしい国際音楽祭について知って頂けたらと願い筆を進めます。

もう少しすると、僕もステージへ行ってきます。
今夜はサロン・デ・ロス・グランデスという会場で、
サンティアゴのソンのマスター・グループ「ファミリア・バレラ・ミランダ」と共演させて頂きます。

デュオでの出演は、ギターリストmuchoさんが3/21(木)に着くので(今はサンティアゴ・デ・クーバ時間で3/20の18:40です。)、その後にあります。

Hope you have a beautiful day.
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by chekere | 2013-03-21 07:45 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)