丘の上のうたたね
2012年 11月 25日
昨夜の藤沢での愉しい余韻もありながら、ゆっくり根岸線に揺られ山手へ。
アメリカの雰囲気漂うスポーツクラブが丘の上にあります。
会場は敷地内にある体育館を貸し切った横浜スペイン語センターのパーティーでした。
一年に一度のイベントだそうで、皆さん張り切ってお昼から集まっていらっしゃいました。
生徒さん達がそれぞれ出し物としてご自身の習われているダンスや歌を披露します。
ビュッフェにお酒で次第に盛り上がる中スペイン語カラオケ・タイム。
最後に僕達なので、出番を待つ間テラスから海を眺めました。
陽がポカポカと照る暖かい昼下がり、丘の上で海を眺めるなんて僕には滅多にない贅沢なひと時です。
脇にはギターリストmuchoさんがいてギターをつまびいています。
余りの心地よさに瞼を閉じると、少しの間眠っていたようでした。
目を覚まして夢で聴いていた旋律が目の前で鳴っているのを見た時、僕はmuchoさんのギターの脇で歌えてなんて幸せなんだと思いました。
muchoさん、いつも素晴らしい音楽を本当に有難うございます。
僕達の演奏までにお客様は長丁場で飽きるのではないかと思いきや、演奏が始まると段取りそっちの気で理事長自ら一番前で踊り出しました。
さすがラテン。
ノリが違います。
椅子におかけになって聴いていた方も最後には総立ちで輪になって踊って下さいました。
今回直接のご依頼は信頼する友人ピアニスト野口茜さんづてに頂いています。
僕達の演奏を推して下さったのは中山さん他スペイン語センターの生徒さんでサルサ同好会の皆様。
理事皆様と会場のYCACスタッフ皆さんのご尽力で素敵な会が形になり当日参加者全員で盛り上げて下さいました。
この場を借りてひとつひとつのご厚意に 心から感謝申し上げます。
そして一番のご褒美のひとつは、最高に幸せなうたたねでした。