バックステージ〜夢の裏舞台〜
2011年 12月 06日

どんな晴れやかなステージにも裏方があります。
拍手喝采を浴びる表舞台の人はそれを分かっています。
その日の拍手を、裏方の人へ捧げる気持ちで受け止めます。
裏方は、その名の通り決して表には出ません。でも僕はバック・ステージで出番を控える度、普段見られない裏方のプロに出会えるのを楽しみにしています。
まだ学生の頃、憧れのアーティストの楽屋にワクワクしながら入れたことが何度かありました。そこにはいつもきちんとケータリングが整い、アーティストが笑顔でステージに集中できるよう常にケアされていました。
クラシックのオーケストラにつくステージ・マネージャーというアルバイトをしたことがあります。譜面を整え、椅子を置く、言うなら下働きですが、著名なバイオリニストや歌手の裏方になれることを当時は愉しみました。
表舞台に立つ人と裏方との信頼関係があるほど、そのステージは成功し続けます。
素晴らしい裏方がいる限り、感動のステージは創り続けられます。
バックステージは、成功の秘訣の詰まった本当のステージだと思います。

これはステージだけでなく他の色々なことに言えると思います。
自分が輝いて充実した日々をおくるためには、たくさんのまわりの協力や小さな要素の積み重ねが必要です。
人生は舞台、自分は俳優だとしたらその舞台を成功させるためになにをしたらいいか。
そして皆がみんな、それぞれの人生において主役であり、その命を輝かせるために生きていることを想えば、じぶんもまたその誰かのために何ができるかを考えます。
マコトさんのステージのさらなる成功を祈っています!
おっしゃる通り一人一人が人生の主役。
主役同士が共演するのもまた違う良さがありますし、誰かの人生舞台で名脇役を狙うのも素晴らしいことだと思います。
どちらも、‘幸せ’のものさしは自分で選んだかどうかが大事になると感じます。