佳い夢を見る
2010年 12月 31日
築地キューバン・カフェでほぼ毎週続けてきた生演奏。
姉妹店の六本木ボデギータから数えると10年になります。
数えれば一言で終わりますが、その年月の中にもぎっしりいろいろな出会いが詰まっています。
とりわけ今年の生演奏では嬉しい再会がありました。
2006年、コピーライター・糸井重里さんの事務所で初めてコラボレーションさせて頂いた飴細工アーティスト・Candy Miyukiさんと今年日本で久しぶりに再会、金曜日のキューバン・カフェで再共演頂きました。
初演の様子は糸井さんのHP《ほぼ日刊イトイ新聞》でご覧下さい。
「あめ細工とラテン音楽の夕べ 全記録」
http://www.1101.com/candy_art/index.html
実は糸井さんの事務所の後に一度再会していますが、それはキューバで。

僕の見てきたキューバの話を聞くと、
現地の子供たちに飴を作ってあげたい、と
アメリカ在住で様々な困難があるのを根気よく解決しながら
見事キューバの小学校へ飴細工を作りに行かれたのでした。

それは2007年のこと。


そして2010年秋。
三年ぶりに会う時間の隔たりなど感じさせない彼女の気さくな人柄に、
満席のキューバン・カフェは和み癒されました。

日記のタイトル、‘佳い夢を見る’は、そんなCandyさんのひたむきな人に夢を与え続ける姿勢を拝見して思い浮かんだこともあります。

常に前向きな姿勢は、笑顔に繋がります。
笑顔は、僕がとても大事にしたいと思うものの一つ。
また、夢と実際の生活を少しずつ結びつけていく楽しさについて書きたかったこともあります。
楽しい・愉しいは楽に、ということとは違います。
ずっと楽しいとなれば尚更です。
でも楽でないからこそ楽しい。
話は脈絡なくなりそうなので、そろそろ演奏に向かいます。
今年も大変お世話になりました。
来年是非皆さん佳い夢をご覧になれますことを。
佳いお年を。