フェスティバル通信 3
2010年 03月 21日
フェスティバルも佳境に入ってきました。
現地時間で土曜の昼間、僕達は再びカサ·デ·ラ·トローバへ。
着いてみると大きなプロジェクターにトローバのドキュメンタリーが流されています。
サンティアゴ·デ·クーバを代表するレキント奏者で作曲家のアレハンドロ·アルメナーレス氏に捧げられた時間だったのです。
途中彼自身がプロジェクター脇で演奏し、現地のコーラス隊と美しいコラボレーションをする場面も。
トロバドールとしての彼の素晴らしさを再認識し、尊敬の念を新たにしました。
軽く二時間ほど遅れて始まったプログラムに合わせるように集まった観客に僕達も非常に好意的に受け入れられ四日目にして初のアンコールも頂きました。
決して演奏しやすいとはいえない現地のハードなフェスティバル環境の中、遠く日本から駆けつけて下さった皆さんの声援と現地の皆さんの拍手にやはり来てよかったと束の間胸をなでおろします。
出演出番を待つ合間を縫ってテレビのインタビュ-をひとつ終えました。
明日は千秋楽。今年のトローバ フェスティバルもあと少しです。