マコト日記

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キューバ音楽を歌うMakotoの日記です。

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カテゴリ:フェスティバル通信2017( 11 )

東京は桜ピークを迎えています。

どうぞ今いらっしゃる場所で佳い一日をお過ごし下さい。

先月後半のキューバで行われたトローバ国際音楽祭、最終日の事を書き留めます。

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3/19日曜日午前、サンティアゴ・デ・クーバの街の中心にあるセスペデス公園ではルンバ・チームKazumbyの演奏が行われていました。

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青空に響く太鼓の音を聞きながら、僕はサンタ・イフィへニア墓地へ走ります。

フィデル・カストロ前国家評議会議長やコンパイ・セグンドさんほかキューバ音楽史上重要な作曲家達のお墓参りに行った事は先の2つの日記に書いた通りです。

ひとつはこちら;
http://chekere.exblog.jp/23731234/ 「“フィデルさんのお墓参り” マコト日記」

もうひとつはこちらです;
http://chekere.exblog.jp/23769884/ 「フェスティバル通信2017《8》マコト日記」

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そして、サンティアゴのアントニオ・マセオ空港で日本からいらした僕たちのツアー参加者皆さんとムーチョさんをお見送りしたのち、幾つかのスケジュールを終えるとあっという間に夜になっていました。

閉会式コンサートは、市内のマルテ広場が会場です。

夜9時過ぎても、週末という事もあるのか子供達が公園で自由に遊んでいるのもキューバらしい眺め。

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他の中南米の国ではなかなか見られないことと聞きます。

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さて、ここもやはり野外ステージで、天気がもってよかったです。

僕はぎりぎり駆けつけてその足で実行委員と一緒に舞台袖に立ちました。

17年この音楽祭へ招聘頂き過ごす中で、実行委員会の方々とは数々の困難を乗り越えお互いの中に信頼関係を育めたと実感できる場面がいくつもありました。

ここでも、しかり。

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優しい笑みを浮かべている男性は、閉会式コンサート芸術監督のエリアデスさんです。

彼が僕の役割を即座に判断し、締めの演奏を任せていたセプテート・エコス・デル・ティボリへゲスト出演する話を直前で形にして下さいました。

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メンバーとは、同音楽祭で過去に共演しそれ以来交流が続いている事も幸いしました。

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コンサートの佳境、彼等がサンティアゴの街を借景にしてこの街で生まれた音楽を演奏するのはやはりこのイベントの意義を感じ外国人参加者として勝手に胸が熱くなります。

街の人も、よく詳細を知らないとトローバ国際音楽祭の事を目立たない・内容が地味だなどといろいろ言われますが、55年毎年欠かさず続いているのは実行委員会お一人お一人のたゆまぬ努力の賜物です。

地元の方は比べるのが更に規模の大きいマタモロソンや革命関連イベント等のはずなのでおっしゃる意味も分かるには分かります。

トローバという音楽が続いているのは、偉いアーティストがかんむりになって一時的にミーハーなお客様を呼ぶからでなく、そうした裏方の人々の不断の努力あってこそです。

そんな事を改めて胸に思ううちにステージに呼び上げられ、マラカスを受け取り無事共演し終える事ができました。

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終演後、現在の音楽祭実行委員長エドゥアルド・ソーサさんと開会式コンサートでも出演されたアニー・ガルセスさんと一枚。

共に尊敬する素晴らしいボーカリストです。

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終演後再び笑顔を頂いた芸術監督のエリアデスさんと左は音楽協会の重役アナ・デ・ラス・メルセデス・メンドーサさん。

その夜までの全てのご厚意に感謝を伝え、また来年2018年春に会いましょう、と再会を誓いました。

キューバも日本も取り巻く世界情勢は刻々と変わります。

その中で、彼等も僕も来年は会えないかもしれないとお互いわかっています。でも、こうして言葉に想いを込めて贈り合い、決して誰もわからない明日へと希望をつないでいくのです。

少なくても、これまでそうしてきました。

そして、これからも出来る限り多くの方へ日本では僕の拙い言葉でこの音楽と音楽祭の素晴らしさを伝えたいと考えています。
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サンティアゴの街角に立つ作曲家ミゲル・マタモロスさんの銅像をイメージに一枚。

また来週、現地に元気で歌いに行けるよう11ケ月間活動積み重ねていきます。

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トローバ国際音楽祭を楽しむ「ムーチョ&マコトと行く音楽祭キューバ・ツアー2018(仮タイトル)」のお問い合わせは、電話 03-5148-1731 東日観光(とうにちかんこう)・担当 奥野(おくの)さんまで。メールでのお問い合わせは、okuno_tomio@tonichi.co.jp 同じく奥野さんまで。

詳細の発表は今年2017年の11月頃を予定しています。

現地の実行委員会から来春2018年3月の音楽祭の日程の発表を受けるのがその時期なためです。

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by chekere | 2017-04-07 16:07 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
3月の半ばから後半にかけてカリブの島国キューバで国際音楽祭へ参加してきた事を忘れないうちに書き留めます。

3/19(日)、トローバ国際音楽祭と名付けられたイベントの2017年の最終日がやってきました。
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この日は、トローバというキューバ音楽で欠かせない大切な音楽ジャンル史上初の作品をつくった「トローバの父」と呼ばれるぺぺ・サンチェスさんの誕生日です。

彼の誕生日にちなんでトロバドール(トローバを演奏する人)の日と呼ばれます。
同時に、ぺぺさんの日、とも。

そして、この日はいつもいにしえの偉人達のお墓参りを音楽祭関係者皆でするセレモニーがあります。

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3/20付けの「フィデルさんのお墓参り」という日記で記したように、今は世界中から観光客が故フィデル・カストロ本国家評議会議長のお墓を訪れるシーズン。

たくさんの方々が長い列を作る中、音楽祭関係者はキューバ革命を支えた革命思想家ホセ・マルティさんのお墓を訪れた後に各演奏家の墓石を周ります。

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すぐ近くにあるフィデルさんのお墓がいかに簡素なものか分かります。

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ホセ・マルティさんの銅像は自らの墓石を見下ろすように据えられています。
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炎天下ですが、日傘をさす方は極々少数でお墓参りは続くのでした。
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先程書いた「ぺぺさんの日」にちなみ、サンティアゴ出身の作曲家・ギターリストであるぺぺ・バンデーラさんのお墓には実のお孫さんが歌を捧げます。

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素晴らしい歌声が墓地に響きます。
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次は、フランシスコ・レピラドさん、別名コンパイ・セグンドさん。
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ラテン・グラミーを受賞したサンティアゴを代表するソン・ユニット「セプテート・サンティアゲーロ」リーダー、フェルナンドさんほか、超多忙の演奏家達も参列し墓石にバラを捧げます。

その場の皆さんと共に、僕も彼の代表作「チャン・チャン」を墓標に向けて歌う役割を果たす事ができました。

ムーチョさんがツアー皆さんを見ていて下さる分、二人分、いいえ皆さんの分も一緒に気持ちを込めて歌わせて頂きました。


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彼の音楽のお蔭で、世界中の人とつながることが出来ます。

僕は別の年にハバナのホテル・ナシオナル内にある1930という年号が名前になっているサロン・ホールでグルーポ・コンパイ・セグンドとディナー・コンサートを共演させて頂いた経験があります。

コンパイさんがご逝去後、息子さんお二人の入って続けられているグループです。

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この写真だけ、ハバナのホテル・ナシオナルで撮ったエントランス写真です。

この時のことは、メンバーも覚えていて下さって今でも懐かしく会うと話をします。
有難い。本当にありがたいご縁です。

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当フェスティバルの名前になっている作曲家ぺぺ・サンチェスさんのお墓の前で、ご遺族と音楽評論家リノ・ベタンクール氏。

彼のタフネスには本当に頭が下がります。

暑い中ご苦労さまです、と話しかけたところ、暑さ?暑さなんて感じるかい?!と勢いよく返されました。

命がけでキューバ音楽を守るイベントに参加される彼の姿勢を目の当たりにし、敬虔な気持ちにさせられました。

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ベニート・アントニオ・フェルナンデス・オルティス氏、別名ニコ・サキートさんのお墓も。

前述のリノさんが、各演奏家にまつわるエピソードを墓石ごとに話して下さいます。

音楽の歴史を人が紡いでいく様子を肌で感じる厳かな、そして関われる事に言葉にはできない幸せを感じる行事です。

この日の夜には、とうとう閉会式コンサートへ。(つづく)

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by chekere | 2017-04-04 19:57 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
三月半ばから後半にかけてキューバ東部地方の中心都市サンティアゴ・デ・クーバで行われたトローバ国際音楽祭。

呼んで頂いて今年で17年目の参加になります。在日キューバ共和国大使館から後援頂くようになり、大変有り難いことです。

先月3/18土曜日夜のキューバでの事をこの7つ目の音楽祭日記に書き留めます。

参考迄に、6つ目の日記はこのURLでご覧いただけます。
http://chekere.exblog.jp/23758734/ 「フェスティバル通信《6》」(マコト日記です。)

キューバ島の東部、サンティアゴ・デ・クーバで開催されていたトローバ国際音楽祭も週末佳境を迎えていました。

とはいえ、午後に降り始めた雨の影響で野外特設ステージは使えずにいっときは屋内での演奏で終わるかに見えたのです。

でも、僕がギターリストmUchoさんと先の別会場でのコンサート終えてエレディア通りに戻ると、屋内での演奏は終わりマイクを再び野外ステージに置きなおしていました。

その時のエレディア通りはこんな具合です。

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地元の方も観光客も一緒になって通行止めになっている通りにこれから始まるステージを期待して集まってきました。

まずひとつめの他州からのグループがサウンドチェックしながら演奏終えました。

観客皆さんもそれぞれスタンダード曲は一緒に歌い和やかに出演者を受け容れてくれる温かい雰囲気に満ちています。

福岡から首都ハバナに留学しているパーカッショ二スト・さくらさんが音楽祭に合わせサンティアゴ入りしていたので、ここでこの旅最後のトリオ共演を果たす事ができました。

サウンドチェックから会場がざわつきみんなの目と耳がステージに向く中、思いきり楽しんで演奏しました。
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撮影は、ツアー参加者Sさん。有難うございました。

ムーチョさんのギター、艶ある一方でノリノリ。

さくらさんも、本当に愉しそう。素晴らしいソロも聴かせてくれました。

先の中庭の屋根の下コンサートに続き、ツアーの皆さんも一緒になって僕たちを応援して盛り上げて下さいました。

通りを埋めた皆さんと大合唱して熱烈なアンコールまで頂く中無事終了しました。

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さすが音楽の島キューバ、夜更かしと呼べる時間でしたがお父さんお母さんに連れられた子供達もステージ脇で盛り上がっています。

雨のせいでいくつもバンドが出演キャンセルしたそうで、僕たちの後にはハバナからいらしていたパンチョ・アマットさんのユニットが大トリを務めて一瞬にして通りをダンスフロアに変えていきました。

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雨の後ですし、それでなくても様々な音響トラブルがつきもののキューバ野外ステージ、でもそれらをものともせず最後まで熱狂する観客を盛り上げる最高のパフォーマンスを見せて下さいました。

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音楽祭は日曜日までですが、ツアーのスケジュール上日曜日はハバナへの移動日にあたりムーチョさんもそれに同行して戻られます。

つまり、この夜が今回は二人そしてさくらさんとのトリオ共演の最終回でした。

日々ブログへアクセス下さるお一人お一人に支えて頂き、ムーチョさんとの17年目のキューバ公演も無事過ごす事ができたのです、心から感謝申し上げます。

日曜日は、ツアー皆さんを空港へ見送りに行ったあと僕だけサンティアゴに残り閉会式コンサートへ出席しましたのでリポートを続けます。

(つづく)

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by chekere | 2017-04-02 11:50 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
キューバでの国際音楽祭リポートの続きです。

開会式コンサートに出席したフェスティバル初日、会場になったセスペデス公園でペドロ・ルイス・フェレールさんに会いました。

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写真は、サンティアゴを代表するヌエバ・トローバの作曲家・演奏家ホセ・アキーレスさん(写真最右)と奥様(真ん中)とペドロ・ルイス・フェレールさん。

彼はいっときその作品の内容が国に受け容れられず、長い間公の場で作品を放送等にて流してもらえない苦悩を味合われ再びキューバでの演奏に戻ってきたとの事。

今回残念ながらスケジュールが合わず彼のマルティ劇場でのコンサートに行けませんでしたが、是非一度聴きたいと願ってやまないアーティストです。

札幌の大人気キューバスポット、ハバナを作られた梶原信幸オーナーにペドロさんの音楽を教えて頂いてから10年ほど経つかもしれません。

フェスティバルは、こうした様々なその時にしかおこりえない出会いにも満ちていて毎年伺える幸せに心から感謝する次第です。

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by chekere | 2017-04-01 11:26 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
佳い金曜日をお過ごし下さい。

僕は、先週までいたカリブ海の島国キューバでの音楽祭の出来事を引き続き書き留めます。

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綺麗にメンテナンスされたアメリカのクラシックカーが走るキューバ。
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その東部地方の中心都市サンティアゴ・デ・クーバ市に着いて初めての土曜日になりました。

現地時間で3/18のことです。
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朝から街角で素晴らしい生演奏の響く中、音楽堂のある前の通りは通行止めになり特設ステージが作られていました。

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スタッフ皆さんラム酒を飲みながら仕事するあたり、さすがです。
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この地ラム・ブランド、日本では決して飲めないのですが、今年に限り銀座のバーランプで四月以降僅かながら口にできます。余談まで。

さて、そんな和やかな雰囲気の土曜日ですが僕たちは滞在中唯一ダブルヘッダー(二カ所かけもちで演奏)する日でした。

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しかもその週の初めから寒冷前線の影響で雲も多くにわか雨にも降られる始末。

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加えてこの特設ステージともうあとひとつの会場も天井のない中庭だったので、午後から降り出した雨にあわや中止も考えられた不安定な状況で本番直前まで過ごしたのでした。
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音楽祭ツアーのお客様皆さんは「じゃあ、飲んで待とうか!」とばかりに向かいのバーで乾杯してハイテンションでいつ始まるとも分からないコンサートをお待ち下さる様子。

本当に、ありがとうございました。

結局雨は降り続いて、初めの中庭会場は椅子を中庭を囲む廊下のひさしの下に並べ変えて演奏を始めました。

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司会役でイベント主催者であるホスト・ミュージシャン、ホセ・アキーレス氏の代表作「もう一度四月に」「サンティアゴ生まれのあなたへ」(仮邦題)二曲続けて演奏されて後はゲストの演奏者を順番に迎えます。
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はじめに、帰省中だった大阪在住のジャセルくんとアヤさんのデュオ《X-corde》出演。

素敵なご夫婦であるだけでなく、互いを尊重し理解して切磋琢磨続けるアーティスト、本当に素晴らしいステージでした。

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続けてシエンフエゴス州から数年ぶりに遠征していらしたデュオ《アシ・ソン》。

お二人もまた長年連れ添うご夫婦である一方、類稀な才能を持つアーティストとしていつもながら心に沁み入る名演を届けていました。

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皆さんひさしの下で雨をしのぎながら、しかも100%スペイン語のコンサートですが純粋に音楽を愉しんで下さっていた様子。

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ヌエバ・トローバの巨匠、ぺぺ・オルダスさんも後半盛り上げてコンサートはクライマックスへ向かいます。

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ゲスト出演者にはこんな花束まで頂き感激です。

さて、ご覧の通りイベントはゲスト多数、長時間にわたる内容で雨で遅れもしました。

ツアー参加者皆さんはホテルでの夕飯もキャンセルしての参加です、途中で抜けて街で食事される方々もいらして僕たちも次のステージが本当に中止になるのか確認する為泣く泣く途中退席しました。
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お勧めのレストランで腹ごしらえ頂いている間、僕は次の会場へ確認に向かいました。

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(つづく)




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by chekere | 2017-03-31 02:26 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
エリアデスさんのドキュメンタリー映画を観た日の夜、いよいよデュオで出演予定のカサ・デ・ラ・トローバへ向かいました。

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ドス・ソネス・デ・コラソネスという名前でギターリスト・ムーチョさんと活動して17年、長くて覚えにくい名前だなあと思いますが皆さん少しずつ覚えて下さってとても嬉しいです。


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この日、会場はハバナからパンチョ・アマートさんがご自身のグループで出演される事になっていて、その前に演奏させて頂いたのでした。

久しぶりの再会に感激する一方で、日本からのお客様と海外からのお客様の声援に応えるべく最善を尽くして自分たちの音楽を届けました。

写真はないのですが、今年は福岡からハバナに留学中のパーカッショニストさくらさんがサンティアゴへ来て共演してくれる楽しみもありました。

久しぶりの再会が地球の裏側で叶った事を喜び合い、音響の整わない中でも地元のサウンドエンジニアから協力を得て客席からの声援に勇気百倍。

皆さんの笑顔に囲まれて幸せな金曜日は瞬く間に過ぎました。
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by chekere | 2017-03-23 19:01 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
キューバの東部地方、サンティアゴ・デ・クーバの国際音楽祭は3/17金曜日に3日目を迎えました。

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街の映画館で何やら人だかりができています。

この日、午前中にエリアデス・オチョアさんの最新ドキュメンタリー映画が世界に先駆けて上映されたせいです。

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会場は、目抜通りエンラマーダスにあるシネ・クーバ。
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館内でも、フェスティバル実行委員長エドゥアルド・ソーサさんはじめたくさんの方々が順番に話しかけます。

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イギリス人ジャーナリスト、シンシアさんとサンティアゴ・デ・クーバのラジオプロデューサー・ルベンさんが共同制作と聞いています。

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制作者としての思いのこもったシンシアさんのスペイン語訳した挨拶の後に映画が始まりました。

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エリアデスさんはもちろん、ブエナビスタソシアルクラブ等で共演されるアマディート・バルデスさん、同じくオマーラ・ポルトゥオンドさんともステージを共にするイダニア・バルデスさんなど豪華ゲストがハバナからサンティアゴへ駆けつけ素晴らしい演奏を聞かせてくれます。

2001年から10年間エリアデスさんに呼んで頂きその時々に共演できた事は僕にとっても宝物のような経験です。

ご本人とご本人のドキュメンタリー映画を世界で初めて見られた幸せを噛み締めました。

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フェスティバルは、演奏だけでなく映画やトローバ研究発表会など様々なイベントが同時進行しているのも魅力です。

参加者ひとりひとりの思いを重ねてトローバ国際音楽祭は55年目の佳境を迎えようとしています。

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by chekere | 2017-03-23 05:18 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
音楽祭リポートです。

3/16木曜日、朝早く空港に向かいました。
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日本から音楽祭鑑賞ツアーに参加される皆さんがサンティアゴ・デ・クーバ市に到着する日です。

定刻より少し遅れたものの、皆さんお怪我もなく無事に到着され市内観光に向かいました。

この日、僕はツアーのスケジュールと別行動をして音楽祭実行委員会に外国人演奏家として参加登録を行い出演プログラムを相談しました。

結果この日の僕たちの出演はなしになりました。

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というのも、その夜数年ぶりにエリアデス・オチョアさんがサンティアゴでコンサートを行う予定だったため、ツアー参加者皆さんのご希望を募ったところ満場一致で彼のコンサートを観る事にしたのでした。

この日の写真は携帯の調子が悪く一枚もありませんが、エリアデスさんはブエナビスタソシアルクラブというプロジェクトの中心人物です。

90年代後半にグラミー賞を取ってから、最近ではオバマ元大統領の招聘でホワイトハウスでもコンサートに参加していました。

彼が最初の10年間、僕たちをトローバ国際音楽祭に招聘下さっていました。

人のつながりを何より宝物にしている僕たちにとって久しぶりの再会は感激でした。

マイク越しに何度も呼びかけて下さって長年伺う意義を感じ各地で応援下さる皆さんに感謝した次第です。

会場には入りきれないお客様、アンコールの声が収まらないなか、たっぷり演奏し帰られました。
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by chekere | 2017-03-22 01:31 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)
キューバの東部地方、サンティアゴデクーバ市で2017年3月15日水曜日に音楽祭が始まりました。

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少数精鋭のスタッフで進められるフェスティバルです、炎天下、そして時に雨がちな中準備が同時進行しています。

初日の午後に無事初演を終えて実行委員会事務所へ海外からの演奏家として登録に行くと、登録係が帰ってしまったので明日また来て下さいとの事。

慣れているので登録自体は慌てず翌日にしましたが、プログラムについて尋ねるとその日の夜に開会セレモニーで出演する事になっていました。

まだギターリスト・ムーチョさんがハバナにいる事を説明すると、誰かと共演して凌いだらどうかと提案されたのでその場で考えてみました。

答えは出ないので、一度よく考えてまた少し後、リハーサル時迄に誰かに直接交渉する事になりました。

よく考えたら無茶な事をとなるでしょうが、音楽祭は様々なハプニングがつきもので55年続いています。

僕も17年目になるので、それなりに信頼関係もできて経験も積み、ハプニングの中から素晴らしいコラボレーションも生まれる事を期待しつつ過ごしました。
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途中雨が降ったかもしれません、でもリハーサル時には止んで少し早めに会場入りしました。
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出演予定の演奏家が集まる中、尊敬するギターリスト・ガビーノ・ハルディーネスさんがいらしていて思い切って直談判してみると思いがけず快諾下さいました。
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数々の名演奏を見ているだけに感無量です。

その場でキーを伝えて進行を確認するとすぐ本番。

でも、本番3分前で出番がもうあとひとつ遅れます。

1分前でさらにあとひとつ待つ事に。
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シエンフエゴス州から久しぶりに参加するデュオ、アシソンの名演奏を聴きながら出番を待ちます。

ドキドキしますが不安はありません。

トローバのスタンダードでかつフェスティバルに縁ある二曲を無事歌い終える事ができました。
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オープンエリアにいっぱいのお客様とのひと時は、瞬く間に過ぎていったのでした。



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by chekere | 2017-03-21 09:50 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)

フェスティバル通信2017

佳い火曜日をお過ごし下さい。

僕はまだサンティアゴ・デ・クーバにいます。

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一週間前になりますが、3/15水曜日にトローバ国際音楽祭が始まりました。

まず海外からの出演者として実行委員会事務所へ登録に行こうとしたら、いつもながら慌ただしく1番目の演奏会場にカサ・デ・ラ・トローバへ向かう事になりました。

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現地のグループ、ファミリア・バレラ・ミランダと初日の昼の部に共演させて頂く事になったのです。

彼等はキューバのアコースティック音楽「ソン」「トローバ」を家族3代に渡って支える現地の演奏家の間でも至宝とされるグループ。
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その音に触れられるだけでも幸せです。

共演予定のギターリスト・ムーチョさんはまだこの日ハバナにいる関係で、僕はゲストボーカリストとして一人参加しました。

リハーサルこそありませんが、昨年もその前も10年以上一緒させて頂いている事と会場の皆さんの手拍子や笑顔に支えられて無事終えることができました。



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by chekere | 2017-03-21 08:43 | フェスティバル通信2017 | Trackback | Comments(0)