キューバの東部地方、サンティアゴ・デ・クーバの国際音楽祭は3/17金曜日に3日目を迎えました。
街の映画館で何やら人だかりができています。
この日、午前中にエリアデス・オチョアさんの最新ドキュメンタリー映画が世界に先駆けて上映されたせいです。
会場は、目抜通りエンラマーダスにあるシネ・クーバ。
館内でも、フェスティバル実行委員長エドゥアルド・ソーサさんはじめたくさんの方々が順番に話しかけます。
イギリス人ジャーナリスト、シンシアさんとサンティアゴ・デ・クーバのラジオプロデューサー・ルベンさんが共同制作と聞いています。
制作者としての思いのこもったシンシアさんのスペイン語訳した挨拶の後に映画が始まりました。
エリアデスさんはもちろん、ブエナビスタソシアルクラブ等で共演されるアマディート・バルデスさん、同じくオマーラ・ポルトゥオンドさんともステージを共にするイダニア・バルデスさんなど豪華ゲストがハバナからサンティアゴへ駆けつけ素晴らしい演奏を聞かせてくれます。
2001年から10年間エリアデスさんに呼んで頂きその時々に共演できた事は僕にとっても宝物のような経験です。
ご本人とご本人のドキュメンタリー映画を世界で初めて見られた幸せを噛み締めました。
フェスティバルは、演奏だけでなく映画やトローバ研究発表会など様々なイベントが同時進行しているのも魅力です。
参加者ひとりひとりの思いを重ねてトローバ国際音楽祭は55年目の佳境を迎えようとしています。