東京はだいぶ桜が咲いているとの事。
通勤通学途中、少しでもお花見を楽しめますように。
今ハバナからトロントに来ています。
トランジットの待ち時間を利用して、キューバでの音楽祭の事を書き進めます。
2016年のトローバ国際音楽祭は3/20日曜日が最終日。
日本からのツアーの皆さんはギターリスト・ムーチョさんと共にハバナへ移動する日でもありました。
ですので、少しでも演奏を聴いて頂けるよう午前中カサ・デ・ラ・トローバに一番早く出演させてもらいました。
同じ建物内に三ヶ所設けられた中で一番小さな会場ながら、古き良き時代のカサ・デ・ラ・トローバを再現した中に身を置くと、まいかい身の引き締まる思いがします。
名だたる地元の演奏家が出演し、ビートルズのポールマッカートニー氏もいらしたという記事が残っています。
前日、体調不良から恐らくはほとんど何も食べられないまま過ごしたはずのムーチョさんは、演奏できると言って下さったのでした。
会場も、思いの外早く開けてもらえた上に朝早くにも関わらずたくさんの方々にお越し頂き感激しました。
皆さんには、その場で掲載許可頂いています。
前日演奏できなかった事も手伝って、いつも以上にデュオで出演できる幸せを噛み締めました。
演奏中の写真を一枚。Sさん、ありがとうございます。
僕達のステージは瞬く間に過ぎ、次々と地元のミュージシャンが歌い継いでいきます。
短いながら、今年もいろいろあったトローバ国際音楽祭を終える事ができました。
この後は、サンティアゴでの最後の食事をして皆で空港へ向かいました。
実は少し前に僕自身の事として書いたようなフライトの遅延がツアーの皆さんにも起こり、空港で6時間も待たなくてはならなかったそうです。
本当に申し訳ない事です。
ただ、一筋縄ではいかないキューバの旅をご一緒頂くと、一生の思い出になります。
心から、有難うございました。