キューバ·フェスティバル通信2011·3 vol.3

サマータイムの始まったキューバです。

更新できない間に、御蔭様で無事フェスティバルを終えることができました。

日本からツアーに参加下さったお客様、
それ以外にも個人旅行で随分いろいろな方にお目にかかり温かい応援頂きました。
日本をはじめ各国からの沢山のメッセージ含め本当に有難うございました。

フェスティバル四日目、僕達は元教会であった建物を使用したコンサート·ホール、サラ·ドローレスで演奏しました。
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天然の反響効果の気持ち良い、アコースティックな音楽を楽しむのに最適な会場で僕達も演奏を楽しみにしていました。

今回、サンクティ·スピリトゥ、シエゴ·デ·アウ゛ィラ、シエンフエゴス、そしてオルギンなどそれぞれの州を代表する演奏家が遠征公演にきています。
僕はさんとの演奏の前に、サンティアゴ·デ·クーバのトロバドール、ホセ·アキーレスと1曲共演しました。
彼が、日本へ向けてメッセージを込めたコラボレーションをしたい、と公の場で初共演を申し出て下さったその想いに応える形で会場の皆さんにも主旨を伝えてのステージでした。
キューバ国内には全国ネットで放送してもらえたようで、
より広くメッセージを伝えられた日だったように感じました。
コンサートは最後出演者全員の共演した1曲で無事終了。

実は、そこからが本当のトローバの始まりでした。

去年はトロバンドと称してカサ·デ·ラ·トローバの前の特設ステージで夜を徹して演奏し古き良き時代のトローバを再現しました。

今年はコンサート終了後、ステージ裏にあるパティオで演奏者が残って次次にコンサートで演奏しなかった曲を披露。通常ステージでは決して見られない顔合わせによる共演も突発的に発生して大いに盛り上がりました。
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夜10時頃から午前3時まで、会場の管理人に怒られるまで途切れることなく延々続いたその場で、何か希望のようなものが沸き上がるように感じたことを忘れないように書留めておきます。


よくいろいろな場所で音楽のジャンル分けをする話題になりますが、それは研究家や第三者の興味や探求心に発することも多く、そんな意味合いではトローバは単に一つのジャンルとして分類しきれません。
いろいろな楽器編成·曲風·構成があり、
年齢層も多岐にわたって時代をくだるとヌエバ·トローバという言葉に代表されるムーブメントも起こります。
その演奏家はトローバの演奏家と密接な関係を保っています。

コンサート後のセッションの場にも、
カサ·デ·ラ·トローバの創設者の一人がいらして感動的な歌唱を聞かせて下さいました。
また、今回他州からの参加者含め20代から30代の若者のトローバが非常に素晴らしかったです。
キューバ革命以降行われているフェスティバルでは最も古い歴史を持つトローバ国際音楽祭、来る50回目に向けて図り知れない可能性を感じました。

五日目はいよいよ最終日です。
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by chekere | 2011-03-22 03:20 | サンティアゴ・デ・クーバ | Trackback | Comments(0)

キューバ音楽を歌うMakotoの日記です。


by Makoto